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あれこれ・あるがままに(第82回)    平成27年2月22日

  
2月の日常・非日常
 
 2月、如月。食卓にチョッペ菜の漬け物(第21回あるがままに)が初お目見え、ジジの周囲では吉報、朗報、訃報、遠来の客、紀の川市の古里近くで小学生の殺人事件が発生等々、いろいろな日常・非日常があり、その時々に嬉しさ、喜び、悲しさ、憤りなど、ジジの心を揺らしながら2月は逃げるように過ぎゆく。

 その中で朗報の棟上げの話題。
 親戚付き合いの夫婦が自宅建物の建て替えをし、2月6日(金)の吉日、棟上げがあったのでお祝いに行ってきた。旧建物は、気付いたらシロアリさんに補修ができないほど提供してしまっていたとのことで、やむを得ず新築になったという。新築建物は、紀ノ川を見下ろす山裾の見晴らしのよい場所に立地し、建坪はおよそ30坪くらいであろうか、瀟洒な木造平屋建てであった。年を取るとこの「平屋建て」というのが羨ましい。

 ところで、この建て替えをを計画した夫婦であるが、夫の方は今年6回目の年男を迎えたジジと同い年であり、最近大病を克服し見事に乗り越えた幸運と丈夫な体の持ち主である。自宅の建て替えなどという出来事は、夫婦の一致した価値観がなければできる出来事ではない。この夫婦は、夫唱婦随・婦唱夫随の11月22日の夫婦である(その心は「いいふうふ」)。

 それにしてもジジは羨ましい。自宅が平屋建てというのも羨ましいが、なにより夫婦の旺盛な気力が羨ましい。