時事折々トップへ あれこれ・あるがままに(第164回) 令和4年2月20日 |
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明けの明星から春の広がりへ |
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明けの明星 (写真クリックで拡大、以下同じ)
明けの明星の話題は【あるがままに第130回】でとりあげたので、今回はスマホの写真を貼り付けた。 春の広がり さて、目の方向を空から地上に移すと、寒さ厳しい中でも草木に春の準備が確実に進んでいるのを実感できる。 まず、しだれ梅の蕾み 次に、日本桜草 1枚目は金星の写真を撮した前日夕方の暗くなってからのもので、2枚目は翌日昼前に同じアングルで撮した。よく咲いている。 そして、カネノナルキに蕾み 「カネノナルキ」と称されるようになった由縁は、花の色や姿ではなくウィキペディア(Wikipedia)によると、『日本では栽培業者が五円硬貨の穴を頂芽に通して固定し、若枝が硬貨の穴を通ったまま成長するようにして硬貨がなったように見せかけ、一種の縁起物的な販売方法をとったため、「金のなる木」や「成金草」の園芸名で俗称されることが多くなった。』という。 花は、通称名からイメージする「黄」「ゴールド」ではなく、控えめなピンクの小さな花が房状に咲き、「成金草」のイメージではない可憐な花である。 <カネノナルキの品種> ジジは趣味園芸。あるときの人との会話。 相手 「家(うち)でもカネノナルキがあるんですが、花が咲かないのですよ!!」 ジジ 「育てられているのは葉っぱの緑がきれいでしょう?。」 相手 「そうです。大変きれいな緑です。」 実は、ジジも十数年前まで、葉っぱの緑がきれいな種類のカネノナルキを長年世話していた。多肉植物特有の葉っぱがきれいな品種なので、花が咲かなくても長年付き合ってきた。そうしてきたところ、十数年前に知人から花が咲いている大株の一鉢をもらいうけた。以後その大株の木は毎年花をつけ楽しませてくれる。そして、その木を剪定した枝を挿し木すると比較的容易に発根し、翌年くらいから挿し木した木にも花をつける、比較的育てやすい種類なのであろう。 その後に得た知識では、「金のなる木」には3タイプあり、花が咲きやすい品種、花が咲きにくい品種、めったに花が咲かない品種があるようである。咲きやすい品種は葉もあか色がかり冬は全体があかいろになる。一方、花が咲きにくい品種は年中葉が緑である。 写真1枚目左側の植木鉢は昔から何十年も世話している葉が緑の種類であるが、右側の鉢の鉢は十数年前に知人からもらった種類で、葉が全体にあかみがかっている。 先頃、ふた鉢のカネノナルキを見てたいへん驚いた。なんと左側の何十年も花が咲いたことがなかった種類の方にも蕾がついているのである。いったい、どういう風の吹き回しであろうか、不思議である。 <5円硬貨の工芸品> 通称名の由来になった、カネノナルキに5円玉が鈴なりに咲く様子は想像していただくとして、3枚目の写真を見ていただきたい。5円硬貨で作った打ち出の小槌である。知人の手作りで30年ほど前にもらった。五円硬貨を使用した鶴や亀の工芸品は“ご縁をむすぶ” 縁起物として制作されるようである。、 なお、水温むはまだ先のこと そして、初冠雪 「水温む候」、「三寒四温の候」という季節であるが、実感としては「まだ水冷たく」、「三寒二温」ほど。 お水取りまでもう一息、皆様ご自愛を!!!。 |