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あれこれ・あるがままに(第134回)    令和元年6月25日
                          
  
妻に架かった振り込め詐欺の電話
<はじめに>
 標題に関係ないが、このコラムは今回で134回目、数字遊びをしてみよう。「1・3・4」の数字の並びに意味はないのか?。ないと言えば何もないが、思いついたのは「1+3=4」という数式、あると言えばあるこじつけの遊び!!。

<妻に架かった振り込め詐欺の電話>
 以前、ジジが自宅固定電話で振り込め詐欺の電話を受けて、危うく被害に遭いそうになった顛末は、平成29年3月23日付け「あれこれ・あるがままに(第107回)」のコラムで話題にしたが、今度は妻のスマホ携帯電話に架かってきた。

 6月18日午後6時前ジジが夕食の席に着きビールに口をつけようとしていた頃のこと。たら婦人がジジに「ケイタイのSMSに【利用料金の確認が取れていませんので、本日中に電話を下さい】というメールが入っているので、今電話してみるわ。」と言う。ジジは「それ詐欺電話ちがうか?」と言うが、たら婦人は、料金云々とあるので、気になると言う。  

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 たら婦人がSMSメールを開くが、電話番号の表示が見えにくいと独り言。メールに表示されていた電話番号表示は「リンク」設定をしてあるので、その部分は青色表示になって見えにくくなっているが、その番号部分をタップすれば電話がかかるということは知らない。メガネをかけて固定電話から架電。
 婦人 「このような内容のメールが届いているのですが・・」
 相手 「ただ今お調べしますので、生年月日をお願いします。」
 婦人 「(正直に生年月日を伝える)」
 相手 「それではお調べの上、後ほど連絡させていただきます。」

 数分後、たら婦人のケイタイに電話がかかる。
 相手 「・・・(不明)の料金が未納になっているので事情を確認させていただきたい。昨年5月からの     分で296,600円のお支払いが確認できないのですが、どのようなご事情がおありなのでしょう    か?」
 婦人 「えー!何のこと?、カードでそんな多額のお買い物などしたことないですよ。」

 ジジは横でここまでのやりとりを聞いてやはり詐欺電話だと思い、電話を代わった。
 ジジ 「何のことや?詐欺電話違うのか?」
 相手 「いえ!こちらは特定・・・法に基づき利用料金の確認をしているもので、昨年5月からのアプラ    スの利用料金296,600円の利用料のお支払いの確認ができませんので・・」
 ジジ 「ええかげんなこと言うなよ!こっちはそんな買い物してないし、未納になるようなことはしてない    ぞ!」
 相手 「これは特定・・・法に基づく確認ですから、ご本人さんに電話を代わってください。」
 ジジ 「詐欺電話なんか代われるか!、僕は年いってるけど弁護士や、詐欺電話かどうかは直ぐ       分かるわ!請求権があるのなら訴訟してこい!裁判所が認めたらなんぼでも払たるわ!」
 相手 「はよ電話代われ!このぼけ老人!死んでまえ!自殺しろ!」
 ジジ 「とうとう本性現したな!はっはっはっ!」
 相手 「なにー!なんならこっちから殺しに行ったろか!」
 ジジ 「おい!今までは詐欺電話やったが、脅迫も加わったな!明日このケイタイ履歴持って警察に届けたるわ!」
 相手 「はよ行け!このぼけ老人!死んでまえ!」
 ジジ 「電話切らして貰うで!」

 その後直ぐに2回着信があったが、電話に出なかった。留守番メモが録音されていたが、おそらく脅かしの捨て台詞と思ったので開いていない。そして、直ちに電話履歴の番号を着信拒否設定にした。
 その晩は何回か着信があるのではないかと心配したが、翌朝までに着信履歴はなかった。

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 思うに、相手はたら婦人に生年月日を言わせ、折り返しの電話の段階まではことが順調に運び、しめしめと思った筈であるのに、『ぼけ老人』が出てきてから「詐欺!詐欺!」と繰り返され、キレてしまったといういきさつ。
 しかし、ジジもいささか挑発気味の応対であったので、電話を切ってからも何かしてこないか、しばらくはいささか心配であった。詐欺とわかっているのであるから、もう少し落ち着いた上品な応対をすべきであった。反省。