時事折々トップへ あれこれ・あるがままに(第98回) 平成28年6月25日 |
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伊勢神宮参拝と伊勢志摩サミット会場 |
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いきさつ 2016年の主要7カ国(G7)首脳会議は、「伊勢志摩サミット」として5月26日、27日、三重県賢島の「志摩観光ホテル ザ クラシック」にて開催された。 マスメディアでは毎日のようにシリア・イラク地域の破壊と殺戮、南シナ海を巡る覇権争い等、不穏な世界情勢が報ぜられている。 人は知恵があっても神ではない。このような不穏な状況の本質について、ジジの自嘲的見方は「人口増加に対する人智を越えた恒常性が働く(世界の人口が爆発的に増加したときは、自然に人口を減らすために大災害や戦争が起こる)」という理論もあながち否定しきれないのではないか、とすら思うのである。しかし、このような投げやりな考え方は何の解決にもつながらない。おそらく、サミットでは、世界情勢の喫緊の課題について、人智に基づく真剣な討議がなされたのであろう、成果を大いに期待したい。 それにつけても、最近、桝添東京都知事について、ファーストクラスを利用した自己満足的外国訪問や政治資金の公私混同等の問題が非難され、都議会でも取り上げられたが、首都東京の喫緊の課題を討議すべき場としては低次元の問題に多くの時間を費やしていた。首都東京は平和、議員さんもたいへんですね!! ところで、日本で開催された直近のサミットは、8年前の「北海道洞爺湖サミット」であるが、会場は「ザ・ウィンザーホテル洞爺」であった。ジジとたら婦人は、このサミット時もその直後に会場ホテルを訪ねる旅をしていたので、今回のサミット会場のホテルも訪れてみたいと思い、下記の旅程で実行した。冒頭の世界情勢の思索とは質が違うミーハー的であるが、これも夫婦の日常行動の延長線である。 事前に計画した旅程 A8:00 <阪和道> 6/10(金) 自宅出発──── 和歌山IC───── 岸和田SA(休憩)─ ‖⇒ ・・・・(42K 40分)・・・・・・・・・・・・ ⇐‖⇒ ・・・・・ <近畿道> <第二京阪> <京滋バイパス> 松原JCT ──────門真JCT ─────久雄山JCT ─────── ・・・・・・・・・・・・・・・ (93K 70分) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <新名神> <伊勢道> 瀬田東JCT ─────草津JCT (休憩)───── 亀山JCT ──── ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <伊勢道> 12:00頃 勢和多気JCT ────伊勢西IC ──── 内宮A駐車場(0596-28-1150) ・・・・・(130K 90分)・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・⇐‖ ※ 昼食(寶来亭0596-22-4175)── 伊勢神宮内宮参拝(2時間コース) 15:00 <伊勢道路R32> <R167> 内宮A駐車場 ─── 宇治浦田 ───恵利原アメニティ前─── ‖⇒ ・・・・・・・・・・・・・(25K 40分)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16:00 志摩観光ホテルザクラシック(0599-43-1211) ・・・・・⇐‖ 9:30 <紀勢自動車道> <熊野街道 R42> 12:00 6/11(土) ホテル出発 ──── 尾鷲 ──────── 熊野市 ‖⇒ ・・・・・・・・・・・(140K 2H30分)・・・・・・・⇐‖ ※浜峰ひもの0597-85-3804 昼食(道の駅パーク七里御浜05979-2-3600) 13:00 <熊野街道> <阪和道> 16:00 道の駅─────新宮────串本── 周参見─── 自宅到着 ‖⇒・・・・(52K 1H10分)・・⇐‖⇒・・・・(95K 1H30分)・・⇐‖ ふり返って (お天気と旅程) ジジとたら婦人は、以前は「雨男と雨女」の巡り合わせと思っていたが、この前の弘前行きも今回の伊勢行きも前後の天気が悪かったのに旅行日は大変良いお天気に恵まれた。夫婦の最近の行いが良くなったためであろうか? (伊勢神宮) 日本の文化の美しさを体現できる場所である。 サミット出席者からは、伊勢神宮訪問について「素晴らしい教訓と経験を与えてくれた」「聖なる場所に行くことができて感動した」などの感想が寄せられたようである。 (ホテル) 志摩観光ホテルザクラシックは、建物は立派で部屋も広く調度も上級、施設も国際線空港ラウンジのようなハイカラなゲストラウンジ、ブティック、ショップ、フィットネス、プール等、よく行き届いた申し分ないリゾートホテルであった。6月7日にリニューアルオープンした直後の宿泊であったが、リニューアルには閉館したうえで一年ほど要したそうである。 オバマ氏以外の首脳が宿泊した直ぐ近くの系列ホテル「ザベイスイート」も見学したが、こちらの方も立派なホテルであった。 (食事) 第一日目昼食:内宮おかげ横丁「寶来亭」 松阪牛御膳を食したが、まあまあ!。多数の伊勢神宮参拝者の昼食を回転速く提供するという店であるから、まあ!まあ! 第一日目夕食:志摩観光ホテルザクラシック「レストラン「ラメール」 失敗失敗!。伊勢・賢島というと、食材はなんと言っても伊勢エビ・アワビ、松阪牛であろう。ところが、お楽しみのディナーは、ジジが想定していたそれらの食材が見える料理がほとんど出てこないので、途中から「???」の気持ちになっていた。 ディナーの終わりに近い頃、責任者らしきウェイターがジジの気持ちを知らないで「お食事はいかがでございましたか?ご満足いただけましたでしょうか?」と慇懃に聞き回ってきた。とたんにジジ少しキレ加減で「伊勢賢島のホテルディナーであるのに、伊勢エビはスープでにおいだけ(伊勢エビクリームスープ)、アワビは添え物のぺらぺら(伊勢まだいのポワレ 鮑添え 伊勢茶のソース)、どういうこっちゃ!」と言ってしまった。かわいそうにウェイターは「???むにゅむにゅ・・」、すぐさまたら婦人が大仰に手を振って「お父さん!やめて!いいです。もういいです。」ということで終わり。 そのときになって、たら婦人が「そう言えば、お隣のテーブルでは大きい伊勢エビやアワビのステーキが出ていたわよ。」と言った。ここで、ジジは己が失敗に気づいた。サミット直後の会場ホテルであるから、予約が取れるのかということばかり注意が行き、プランの内容に全く気が行っていなかった。宿泊料金により食事内容が変わるのは当然であるのに、オバマ・サミットのディナー・賢島というワードが頭に先入観としてあったので、伊勢エビ、アワビは当然姿が見える形でついてくると思ってしまっていたのである。 後でネット検索で確認したところ、プラン選択の完全な失敗であった。ジジは、ケチって値段の安い方を選択したつもりではないので、自分の注意力低下が悔しいのである。 第二日目朝食:前夜と同じレストラン 上出来!洋食「ハーフブッフェ ブレックファースト」又は和食「重ね御膳」の二種類。和食を選択したが上出来であった。 第二日目昼食:熊野市の「道の駅パーク七里御浜」 失敗大失敗!道の駅ということで駐車場の心配が無く、海の真ん前という立地から新鮮な鰹か鮪のお造り定食を期待していたが、レストランはバイキング形式のみ。代金は1500円であったが、65歳以上はシニア割引ということで1300円。しかし、料理は最近外食したうちで最悪クラス、食べた心地せず。 (旅程) 概ね予定通り運んだが、自動車の移動であったのでしんどかった。特に帰りの賢島から紀伊半島海沿い回りのコースのうち、賢島から新宮に出るまでは道路状況がよくなくたいへんであった。 |