時事折々トップへ あれこれ・あるがままに(第90回) 平成27年10月17日 |
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ズガニのご馳走 |
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「ズガニ」とはイワガニ科に分類されるカニの一種、主に関西地方での呼び名で、関東地方では「モクズガニ」と呼ばれるようである。食用として有名な「上海蟹」(チュウゴクモクズガニ)の同属異種であり、日本各地で食用にされている。 当地和歌山では紀ノ川、有田川、日置川、古座川などで漁獲され、ミソや内子が美味なカニとして昔から馴染みのある食材であった。ジジは子供の頃、紀ノ川支流の谷川でススキの穂を石の下に差し入れ挟み付いてくるズガニを捕獲して遊んだことを思いだす。しかし、近年では数が減少し、一部好事家の食卓に上るだけになっている。稲やススキの穂が出る10月頃産卵のために一斉に海を目指して川を下り始めるが、この頃が漁期であり、ズガニの身が引き締まり、食べ頃の旬である。
また、これを臼などでつぶして水で濾し、それをみそ汁などにするというが、ジジはこのようにして食したことがない。
○ ズガニの茹で上げ(食べ方のコーナーの写真) ○ ブリの切り身 小サイズ塩焼き ○ ワケギとヒイカのぬた和え(上の写真左) ○ モロッコインゲンとひろうずの炊き合わせ(上の写真右) ○ 冷ややっこに釜揚げしらす添え(ポン酢) ○ 松茸ご飯 ○ 漬け物(和泉なすのぬか漬け) ○ ビール一缶、麦焼酎1合 |