時事折々トップへ あれこれ・あるがままに(第151回) 令和2年11月日 |
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紅葉、歴史、米国大統領選挙 |
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1 高野山の紅葉 11月3日(文化の日)爽やかに晴れた日、高野山の紅葉を見がてら夫婦の祈念墓碑を参拝した.。赤く色づいたモミジ・カエデの紅葉は期待通りの見頃で、いわゆる「紅葉狩り」を堪能できた一日となった。 その日は祈念墓碑お参り、奥の院参拝、龍泉院さんご挨拶という予定で行動。龍泉院はいつ行っても気持ちのよいたたずまいで、美しい空間である。そして、いつもの「花菱」で昼食、紅葉を愛でながら帰途についた。 紅葉や 高野詣での 祈念墓碑 <写真> 中の橋駐車場前から入山~祈念墓碑お参り~奥の院参拝 龍泉院ご挨拶 花菱で昼食~帰途(金剛峯寺前経由~大門~花坂で上岸屋やきもち購入~R480経由京奈和道 2 粉河寺創建1250年記念特別展鑑賞(県立博物館) ちちははの恵みも深き粉河寺 佛の誓ひ たのもしの身や 粉河寺とは長年ご縁を持たせていただいているので、今回の催しには興味があり、11月7日、夫婦で鑑賞してきた。その際入場券と一緒に手渡されたリーフレットの案内文を次に引用するが、見応えがある展示内容であった。 創建1250年記念特別展 国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史 西国三十三所第三番札所、観音信仰の聖地、粉河寺。その名は、粉河観音の霊験を描いた日本最古の縁起絵巻の一つ、国宝・粉河寺縁起によって広く知られています。縁起によれば、粉河寺は宝亀元年(770)に大伴孔予古により創建されたと伝えられ、今年はそれから1250年目の節目の年となります。 『枕草子』には、寺は粉河と名が挙がり、後白河法皇の粉河観音への厚い信仰が知られるなど、都の人々にもその霊験が轟いた粉河寺は、観音信仰を基軸としつつ、葛城修験や禅律僧の活動とも結びついた重層的な信仰が織りなされてきた大寺院でした。 この特別展では、平安時代に描かれた国宝・粉河寺縁起の全貌を、前後期に分けて展示公開するとともに、連綿と制作され続けた粉河寺のさまざまな縁起絵巻や縁起絵の数々を一堂に紹介します。またかつての粉河寺領に伝わる仏像・仏画・古文書も合わせて紹介し、縁起の寺・粉河寺の豊饒な歴史と重厚な宗教文化を、現代に浮かび上がらせる機会といたします。 3 米国の落葉 高野山に行った11月3日は米国の大統領選挙の投票日であった。開票が進み、11月25日にNHKが報じたところによると、全州の選挙結果が判明し、民主党のバイデン氏が306人の、共和党のトランプ現大統領が232人の選挙人を獲得した結果、バイデン氏の当選が確実となったとのことである。 しかしながら、トランプ氏は選挙に不正があったと主張しこの結果をすんなりとは受け入れない。どのような抵抗をしてもこの結果が覆る可能性がないというのが大方の見方である、のにである。 トランプ氏の抵抗をどうみるか?桜の花や紅葉の散り際が潔く美しいという見方からすれば、いかにも未練を持ってグズグズと往生際が悪いと映るであろう。 しかし、トランプ氏は、ある種「トランプ教」の教祖である。熱狂的な信者の前ではすんなりと屍を見せられず、「奇跡の復活」を演じなければならない苦しさもあるのであろう。 |