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あれこれ・あるがままに(第144回)    令和2年4月24日
                          
  
令和2年卯月雑感

1 疫病蔓延
 世は新型コロナウイルスの話題一色。
 前回3月のコラムでは  『永き日や  コロナ蔓延 永すぎぞ』  などと少し余裕があったが、4月に入り深刻度はまさに「緊急事態」という様相を呈することとなった。
 日本国首相は4月7日、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡に緊急事態宣言を発した。同月16日には宣言対象地域を全都道府県に拡大し、これまでの宣言の対象の7都府県に北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府の6つの道府県を加えたあわせて13都道府県について、特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていく必要があるとして、「特定警戒都道府県」に指定した。
 ここへ来てマスコミは連日コロナ報道、、「コロナ危機」や「コロナ戦争」などとと表現しているほどの状況となっている。

 歴史上、今まで人間はペスト・コレラ・天然痘・赤痢・・・様々な「ウイルス」との戦いがあったが、そんなウイルスも、現代の医学であれば速攻治療することができる。現代の医学はすばらしい。のであるが、新型コロナウイルスに太刀打ちできる治療薬は今のところ開発されていない。あっけなくなすすべもなく、あっという間に世界中に拡散を許すこととなってしまった。人生で経験したことがない事態である。
 日本語では、悪性の伝染病のことを「疫病」と書き、「えきびょう」または「やくびょう」と読む。疫病退散!!疫病退散!!。

2 今年のサクラ
 根来寺大門(岩出市) 

 中津川堤防(紀の川市粉河)
 
 
 
 
 

 和歌山城(1~4枚目は岡口門前、5枚目は追廻門)
 
 
 
 
 

3 ヒスイカズラ(岩出市の和歌山県植物公園緑化センター)
 ヒスイカズラは、フィリピン諸島に自生するマメ科のつる性植物、ルソン島の標高100メートルから1000メートルの渓谷沿いにのみ自生するという。
 
 
 
 
 

4 喜寿のこと
 令和2年の4月19日、日曜日、晴、ジジ77回目の誕生日である。4月の月は旧暦で使われていた和風月名の呼び方では「卯月」、そういえば姫空木(ヒメウツギ)の鉢植えは、今、白の可憐な花が満開、空木の別名は「卯の花」、4月の和風月名「卯月」は「卯の花」が由縁である。

 さて、満年齢は数字の77歳でダブル・ラッキーセブン、長寿を祝う節目の年齢呼称は喜寿である。たいへん目出度い年回りの表現であり、そう願う。感想は?と聞かれたら、素直でないジジの言は『 むにゃにゃ、ムニャムニャ 』、スマホ顔文字をつけるとすると『 (´・ω・)ショボーン 』であろうか。目出度くもあり目出度くもなし。

 ところで、事前に誕生日のお祝い行事に、白浜温泉のオーベルジュサウステラスの一泊を予定していたが、現下の緊急事態情勢につき宿泊予定取消。代わりにレストランでのディナーとも考えたが、自粛!!。
 そこで当日は三密(密閉・密接・密集)を避けた夫婦だけの祝い膳として、「三い」(近い・旨い・コスト安い)の特別ディナーコースでお祝い。
 メインメニューは、銀座和光の「あわびステーキ、ほたて貝柱ステーキ詰合わせ」(この日指定の宅配便で届いた頂き物)を案内に従い電子レンジとフライパンで調理した一品、お持ち帰りのにぎり寿司。汁物は世田谷自然食品のフリーズドライ味噌汁、たら夫人手作りのきゅうり酢の物。そして、缶ビール、焼酎いいちこ湯割りで、おめでとう!!!。

5 おわりに
 この年になると気力体力の個人差が大きいが、それはそれ、いくつになっても人それぞれの生きようがある。そう思う。この先、見た目の退化は年相応と受け入れよう。しかし、老残の身と映らないよう、そうならないよう、自戒!自戒!!。4月19日、事務所前小松原通(別名和歌道)の分離帯植え込みは平戸ツツジが花盛り、次回までにあらまほしきことコロナ終息宣言・・・。この節の脈絡の悪さからすれば最早「瘋癲老人」の兆しか?。