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あれこれ・あるがままに(第121回)    平成29年5月25日
                          
  
高 野 参 り 
 
 先日(5月19日)、高野山に日帰りドライブを楽しんだが、目的は「高野参り」であった。久しぶりにジジとたら婦人の高野墓碑に手を合わすこと、奥の院に参拝すること、その折りジジとたら婦人の共通課題解決を願意として添え護摩祈祷を祈願すること、そして龍泉院住職にご挨拶することであった。

 高野山までのコースは、午前8時半自宅出発、阪和自動車道海南ICから有田IC、そこからR424 R425 R371 と経由、道の駅「龍神(ウッディプラザ)」で休憩。キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)のポット苗2鉢と楕円形の棕櫚(シュロ)製亀の子束子(タワシ)を購入。11時半に龍泉院に到着、楠住職に参拝のご挨拶をし、その後いつもの高野山料理花菱で昼食をとる。
 ここまでの有田川沿いは萌えるような新緑、あちこちの白い花はウツギ(空木)やテイカカズラ(定家葛)、白の房状の花はエンジュ(延寿)であろうか?紫のヤマフジ(山藤)も下がっている。この日、往きの行路を距離的に近い紀北コースではなく、山深い中紀コースにしたのはこのような風景を見たいためであり、正解であった。残念であったのは、高野龍神スカイラインの途中、標高1300メートル余りの護摩壇山付近が前日の雨の影響で深い霧に包まれていたことである。

 メインの高野墓碑の参拝については、写真を貼り付けました。

 


 


 


 帰路のコースは中の橋駐車場を午後2時半出発、R480 から京奈和自動車道経由で一気に和歌山市へ。途中、高野を下った花坂にある創業300年の老舗「上きしや」で大阪の孫らのお土産にやきもちをを購入。たら婦人が「やきもち」だけでは冷蔵便の送料がもったいないと言うので、急遽和歌浦漁港の「やぶ新」に直行し、しらすの釜揚げを購入。同梱して翌日午前配達の宅急便に託す。

 昔(5年ほど前の70歳頃まで)、アロチのネオン街での遊興が息抜きであり楽しみであった。ホステスに囲まれたボックス席で、ジジが「ちょっと!高野参り」と言って席を立つことがあったが、若いホステスは「???」の反応!。席に戻ってから、下記の解説にうんちくを傾けるのであるが、このような場では、この種の下ネタはアルコール消毒済みで臭いがせず、ホステスの嬌声の鳴り物入り、面白い話題となったものである。
《デジタル大辞泉の解説》
1. 高野山の金剛峰寺(こんごうぶじ)に参詣すること。また、その人。
2.《「こうや(厠)」を掛けて、また、高野山に行って「髪を落とす」と「紙を落とす」を掛けて》便所に行くこと。
 
 今回の「高野参り」は、ホステスの嬌声ではなく、孫らの歓声を期待して無事に幕となる。