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あれこれ・あるがままに(第115回)    平成29年11月25日
                          
  
札幌出張の食と新知識 
<予定表>
         8:00    8:40  9:30  <JAL2501> 11:20
10/25(水) 和歌山自宅・・・・関空・・・・ 新千歳空港   昼食 3F・「きくよ食堂」の海鮮丼(食①)
        空港エアポート(約40分) 徒歩(約10分)・・・・札幌駅 京王プラザホテル札幌(泊)
         18:00                           (011-271-0111)
        同行担当者と夕食会→「鮨処有馬」((食② 011-215-0998)

              10:00    17:30                         18:00
10/26(木) 昭彦  全国会長会議      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     交流会
         紀代子 午前 自由行動  午後  姪運営コンビニ店舗訪問   ↓合流
              18:30 姪と子供ら3人と夕食会 ・・・・・ホテル内中国料理「南園」(食③)
              京王プラザホテル札幌(泊)

          8:00       8:15  8:30
10/27(金) ホテル    道庁前集合 ・・・・・ Bコース:北海道大学農学部第2農場 ・・・・・・                           12:00
        植物園・博物館 ・・・・ 解散 札幌駅 ・・・・ 昼食 ④ラーメン札幌「一粒庵」
                                       (011-219-3199)
        空港エアポート(約40分)  ・・・・・・・・・  17:25  <ANA1716> 19:40
                                新千歳空港 ・・・・・・関空 和歌山
  
  <札幌の食>
食①第1日目 空港ビル3Fの「きくよ食堂」の昼食
 函館朝市が本店で、海鮮丼・炭火焼き魚・炭火炊きご飯の一押し店。
 オーダー 巴丼ミニ(うに、いくら、ほたて)
        ほっけ焼きの一品
        生ビール中
 店のメニューには、丼の方は「元祖函館巴丼」と表示されていた。この丼は内容も量の加減も丁度よし、たら婦人満足。もう一つのほっけ焼きは肉厚の一夜干しを炭火焼きにした一品で、味も焼き加減も上出来であった。感想は全体として❀❀

食②第1日目 「鮨処有馬」の夕食会
 店内は調理側の正面にカウンター席が7席ほどとその端からコーナー右奥に向け2席ほど、気付かなかったがテーブル席も2卓あるとのこと。料理は特筆級の美味しさであった。
 ネタの吟味、ネタの下処理、握りの大きさ、全て江戸前鮨とも違う、これぞ一手間かけた「蝦夷前鮨」というところか!しかし、いわゆる「創作鮨」とは違う、ジジ好みの調理であった。
 店長お任せの雪コースとまずはビールから開始。雪コースは突き出しに日高産の柳だこ(煮だこ)をわさびと少々の塩で食する(日高は道南の苫小牧とえりも岬の中間あたり)。次いで、小鉢数品は、襟裳岬のつぶ貝を生姜醤油、石狩で獲れたシャコを甘辛いタレ、毛蟹の内子がけ、箸休めは梅干しのはちみつ漬けとしょうが、蟹やえびが入った蒸し物など。
 ここから握りのはじまり。牡丹エビ、オホーツク海産のホタテ、網走産のホッキ貝、積丹半島産のヒラメ、網走産のキンキの炙り、九州産の穴子その他で十貫、追加でイカ一貫、他に汁のもの一品、たら婦人は大満足。感想は全体として❀❀❀❀❀
 ところで、午後6時頃の入店後の店内は正面側席の左に男女の先客二人、着席後間もなく、初老の紳士風二人とあでやかな着こなしの老若の和服美人が連れだって入店した。女性の一人は美人で若く最中の売れっ子芸者という感じ、もう一人は置屋の女将と思われる佇まいの年増女性であった。芸者美人はジジの斜め前の席、当夜の席はこの相客のお陰でたいへん華やかに推移し、ジジ満足の宴席になった。
 思えば、ジジも5年ほど前までは年増のママや若いホステスを侍らせながら新地(あろち)の割烹に出没していた。当時であれば、このような場面では、一足先のチェックアウト時相客を振り返り、「今宵はべっぴんさんの近くで、こちら側も華やかで嬉しい時を過ごせました。ありがとう。」とエールを送る行動パタンであったはず。しかし、当夜は何も言葉が出ずにカードでチェック、嗚呼!興奮冷めやらぬ気持ちも瞬発力も退化モードの行動パタン。

食③第2日目 ホテル内中国料理「南園」の夕食会
 たら婦人の兄の次女が結婚して札幌に居住している。子供は長男が大学生、長女が高校生であるが、和歌山とは遠方の地であるのでこれまで顔を合わせたのは何回もない。そこで、札幌行きを機会に親睦を深めたいという気持ちで夕食会を持った次第であるが、話しがはずみたいへん有意義な出来事であった。
 料理はホテル内中華レストラン特有の上品さで美味しかった。ただ若い子供らにはボリューム不足ではなかったか?感想は全体として❀❀

食④第2日目 札幌駅近くで昼食の味噌ラーメン
 準備して行った行程表では、ラーメン札幌「一粒庵」の味噌ラーメンを食するつもりであった。予定通りの時間に店の前に立った。なんだか変!「東京店出店準備のため本日臨時休業」の表示が出ている。
 困った・・・、思案していたところへ、高齢の婦人が「私も味噌ラーメンを食べに来たのですが、今日はお休みのようですね。私は近くに住んでいる者ですが、よかったら近くの美味しい味噌ラーメンの店を案内しましょうか?」と話しかけてきた。OK!その話に乗ろうということで彼女について行くことにした。歩きながら身の上のことや、心配させないように「最近ではおばあさんでも悪い人がいますよね。私はお店の前までご一緒するだけですから・・・」などと話しかけてきた。ベタベタという感じがしないあっさりした応対で感じのよい身ぎれいな女性であった。「お店はすぐそこのビルです。」という辺りまで来たとき、ジジは「これもご縁、是非ご一緒にいかがですか。」と誘った。その店は “今も変わらない、味噌ラーメンの原点” という売り込みの「味の三平」というラーメン店であった(011-231-0377)。
 オーダー  味噌ラーメン
        手作りシューマイ2ヶ
         生ビール
 同行女性に「あなたもビールどうですか?」、「はい、いただきます。」と、あっさりした気持ちのよい返事で完食。食事後、孫の土産にマリモを売っている店を尋ねたところ、これまたそのお土産店まで同行案内してくれた。お世話になりました。
 味噌ラーメンの方はまあまあ。札幌のラーメン好きに「和歌山ラーメンを食べさせてやりたいな」と思った程のもの。感想は全体として

<札幌での新知識>
 今回の出張前の北海道の天候は雪情報も流れていたので、厚底の革靴(BALLY製)を準備したが、雨の日によく使用するので靴底が傷み剥がれ気味で隙間ができていた。そこで数日前から靴底接着剤を流し込み固定しておいたところ大丈夫そうであったので履いていった。
 ジジは関空利用の場合はマイカーを空港1階受け渡しの預かりサービスを利用しているが、2階の出発フロアーまで上がったところでショルダーバッグを自動車の中に忘れたことに気付いた(大失敗)。小走りに階段を駆け下りてバッグを受け取り、また小走りに階段を駆け上がったのであるが、階段途中でつまずいてよろけたとき、靴底がぱっくり開いてしまった。歩けない!!さあ、たいへん、たいへん!!。たら婦人が売店で輪ゴムとセロテープをもらい応急補修しなんとかJR札幌駅まで行き着いた。
 そこで、札幌駅に隣接している大丸百貨店に入り、同じような革靴を探したところBALLY製ではないが厚底のDAKS製の靴があったので試着した。重いのである。応対した店員にそう言ったところ、「北海道仕様ですから・・」という返事であった。うん???なにそれ。聞けば、積雪路で滑りにくいように靴の裏底をスタッドレスタイヤのような加工をしてあるそうなのである。“必要は発明の母”なり、新知識を得た。ジジは裏底ノーマル仕様の靴を購入したが、その後は歩きやすくなったこと♬♬。