時事折々トップへ あれこれ・あるがままに(第8回) 平成20年11月12日 |
秋 の 園 遊 会 平成20年10月23日 赤 坂 御 苑 |
天皇皇后両陛下には来る十月二十三日 赤坂御苑において御催しの園遊会に お招きになりますのでご案内申し上げます 平成二十年九月二十二日 宮内庁長官 羽毛田信吾 田中昭彦殿 同 令夫人 ご招待状は、この壁紙の色より少し濃い黄色の大振り角封筒(15×20p)に入り、同色で厚手の用紙に案内文が印字され、上部中央に金色の菊の紋章が配されていました。 さて、この度、まことに光栄にもまことに幸運にも秋の園遊会にお招きを受け、当日恐悦至極の思いで出席をいたしました。招待の栄に浴する機会を得たのは、和歌山市人事委員会委員長という立場で総務省の推薦を受けたことによるものです。 園遊会については、宮内庁ホームページで次のとおり紹介されています。 『 毎年、春と秋の2回、赤坂御苑で催されます。 天皇皇后両陛下は、衆・参両院の議長・副議長・議員、内閣総理大臣、国務大臣、最高裁判所長官判事、その他の認証官など立法・行政・司法機関の要人、都道府県の知事・議会議長、市町村の長・議会議長、各界功績者とそれぞれの配偶者約2000人をお招きになって、親しくお話になっています。 皇太子同妃両殿下はじめ皇族方が出席されるほか、春の園遊会には、各国の外交使節以下の外交官・の長とその配偶者・令嬢も招待されます。 なお、各会功績者は、産業・文化・芸術・社会事業などの分野で功労のあった人です。』 ところで、今回の出席者は約1600人であったと報道されていました。私がその中に入ったのは「各界功績者」の分野からですが、私自身の功績や功労というより人事委員会制度が社会的に有用な役割を担っていることからであろうと思います。そこで、全国の人事委員会(都道府県及び政令市は必要的機関、その他の市町村は任意的設置機関で現在熊本市と和歌山市が設置)委員長について、毎回推薦枠があるようですが、今回は私一人が招待を受けたようです。このようなことからしまして、冒頭書きましたように「まことに幸運にも」という出来事でした。 当日は午前中薄日も差すような天気でしたが、午後になり厚い雲に覆われてきました。天気予報は曇り後雨でしたので、夫婦とも雨が降らないように祈る思いでした。ジジこと私のモーニングは40年前の結婚式に新調した古着でしたが、たら婦人の方は今回新調の色留袖ということもあって濡れた後のことも気になったのでしょう。思いが通じたのか、ご巡行が始まる頃から雨気配となったものの、ご巡行途中までは傘を差すような状況にまでならなかったのは幸いでした。 参集経路は、鮫ヶ橋門・東宮御所正門・西門・東門の4カ所が予定され、私たちの参集経路はあらかじめ東門と指定がありました。正午過ぎ、前日から宿泊した帝国ホテルをハイヤーで出発(写真1 写真2)。東門では各参集者に名札の配布とともに、「苑内をご自由に散策して下さい。」という案内があり、それぞれ御苑内に参集して行きました(写真3 写真4)。 御苑内に入ってまず記念撮影(写真5 写真6)。苑内にはところどころにテントがあり、飲み物と軽食、テント前にはイスとテーブルが用意され、既に参集者rが三々五々談笑していました。早速、私たちも参加しました(写真7 写真8)。 やがて、政治家や有名人、それに北京オリンピック金メダリストの顔が見えるようになって、たら婦人がハッスルしだしました(写真9)。まず、富司(藤)純子さんにツーショットの記念撮影を、次いで柔道の石井慧選手には夫婦と一緒の撮影をお願いし、その他にも写真の申し出をしましたが、皆さん気軽く撮影に応じてくれました。 石井選手は、天皇陛下のお声かけに「この次のオリンピックはめざしません!」と答えたということで、皆様ご承知のとおりその後の園遊会ニュースを席巻しました。ジジは、報道陣から見て石井選手や水泳の北島康介選手、ソフトボールの上野由岐子選手らの斜め後ろにいましたので、毎日テレビのニュースや11月2日放映の皇室アルバムの映像、そして週刊誌「女性自身」に掲載された石井選手の写真などの、いずれも斜め後方に、「ジジの顔の上半分が写っていた」。と、近しい人らが賑やかに教えてくれました(写真10 は両陛下お出まし前頃ですが、後列左から二人目で控えめな表情)。 それにしても、中高年女性の様子は如何に高揚感溢れていることか!。 程なく、音楽隊による君が代の演奏に迎えられるように天皇皇后両陛下が到着され、麻生総理大臣はじめ三権の長が出迎えた後、招待者の列をお言葉をかけながらご巡行され、皇太子殿下はじめ皇族方が随従されました(写真11 写真12)。 私たちは、、その役割を前記の石井選手に譲り(もとよりその立場ではありませんでしたが)、お側近くに行くことができた嬉しさを思うに止めました。そして、あらためて今日の出来事を夫婦のよき思い出といたしました(写真13)。 余韻はつきず後ろ髪は長く引っ張られましたが、午後3時半過ぎ、待たせていたハイヤーで帝国ホテルに帰着(写真14)。 当日、帰りに御菓子を二箱拝領いたしました(写真15 写真16)。 |