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あれこれ・あるがままに(第13回)   平成21年7月20日

                         取り留めもないこと二題             

<その1>   低レベルのうれしさ

 何の説明もなく<低レベルになった>という言葉を聞くと、「低水準」ということからプラスイメ

ージよりマイナスイメージが先に立つものである。


 ところが、最近、<低レベルになった>ということで大変うれしい話題があった。それは、3歳の

孫(女児)に関してのことであるが、食物アレルギーに悩んでいるのである。特に、卵のアレルギー

数値は<高レベル>で、子供が喜ぶお菓子はほとんど卵使用のためこれまで摂取できなかったのであ

る。それが、最近の検査数値が前回の検査結果より<低レベルになった>ということで、受診の際の

主治医のコメントは「次の検査(半年後)の結果を見て卵ボーロくらいから徐々に与えるようにし、

小学校へあがる頃までには給食がとれるように頑張ろうね。この児は<普通レベル>に戻ると思うよ。」

とのことであったという。うれしい話題。



<その2>  8/19(日)の昼餉メニュー

 平成21年7月19日、連休の合間の日曜日、昼11時45分、まず缶ビール!もどきのキリン発

泡酒一缶。

 プチトマト
 ミニより小さいのでプチ。黄色と赤。隣人が家庭菜園で収穫したものをもらった。皮の湯むきが

少し面倒であるが、冷やして食卓に出すと見た目も美しく、旨い。

 スルメイカの姿焼き
 毎年この時期、岩手県に奥さんの実家があるという知人から送ってくれる産地直送便。今年は、生

ウニ、活きホタテ、活きスルメイカ、鮭切り身が入っていた。そのスルメイカの臓を抜き姿焼きにし、

リング状に切って、七味唐辛子を振りかけ、醤油をかける。旨い。

 キヌカワウリのぬか漬け
 和歌山の紀北地方で「キヌカワウリ」または「キヌウリ」と呼ばれる白ウリの種類。奈良漬けに使

われる白ウリとは違い、中の身の部分が柔らかく、この浅漬けは大変たいへん旨い。市場に出回って

いないが、
JA紀の里の「めっけもん広場」には売っている。漬け物の他、これのうす切りとナスを半

分に切って斜めにうす切りにし、軽く塩もみして、チリメンジャコを少し加えた酢味噌和えも、この

時期のジジ好み。

 冷や奴
 ジジの好みは、スーパーウジタの「特性もめん」と表示した豆腐である。

 冷やソーメン
 ジジ好みのソーメン「めんつゆ」は、煮干しと鰹節で出汁をとる。市販されているのはグルタミン

サンソーダの味がきつく論外で、干しエビ出汁が旨いという人もあるが、クセガ強いのでジジは好み

でない。

 ついでに煮干しのこと。紀北地方ではカタクチイワシの煮干しを「インナゴ」というが、ジジはこ

の出汁をとった後のインナゴを数匹拾い上げ、中骨を取り(出汁をとるとき頭と臓は取ってある)、

おてしょ(お手塩、小皿のこと)に盛り、醤油に浸す。しばらくしてソーメンが出てくる頃ビールの

あてにするのであるが、文字どおり「出がらし」の味がする。たら婦人はこれをジジの貧乏性として

嫌い、出汁を取った後のインナゴをすぐに始末してしまうので、滅多には口に入らない。

 オムライス
 たら婦人のオムライスは見た目も味もそこそこ。