週刊報道ワカヤマ Y15(2005年5月27日)                              


         時   事   折   々 (第4回)                 
 
   (サムネイル)

                     いろいろ・・・
                                  (表題 編集人藤原無我氏)


            時 事 折 々            田 中 昭 彦

 「人生いろいろ、男もいろいろ。女だっていろいろ、咲き乱れるの」。小泉首相が国会でこ

の歌詞の「人生いろいろ」という部分を引用して発言し、「一国の首相たる者がいかにも軽

い!」と物議を醸したことがある。近く、同姓の「田中弁護士」が主役の祝宴で紹介者の

役割を担当するので、「人生いろいろ、弁護士もいろいろ、田中だっていろいろ」と切り出

し、ウケを狙うつもりをしているが、果たして上手くいくかどうか?

本誌「スキンヘッドのつぶやき」欄の執筆者藤井弁護士は、NO12で「憲法9条を守る和歌

山弁護士の会」設立の呼びかけ人としてトップ記事となり、NO13では「私ごとですが」とし

て、宮古島トライアスロン大会参加、ゴールデンウィークの子ども(小2、小4)との熊野古

道ウォーク、そして、教育基本法問題へと発展させています。まさに、公私とも脂ののりき

った活動である。

 一方、我が輩は(猫ではないが)還暦二年、痩躯、気力・体力ともに衰えを隠せない(奥

からは、小泉首相と同い年やで!、とはげまされている)。私事であるが、つい最近長女

に2人目の子供、我が輩にとっては2人目の孫が誕生した。さらに、この8月には次女が

滞在中のアメリカ・ペンシルバニア州で3人目の孫を出産予定である。我が輩・奥とも、手

のつけられない爺婆馬鹿。本誌への寄稿内容はと言えば、雑文の駄文。雑文ついでに

約20年前の和歌山弁護士会小史に掲載した雑文の紹介。
     
     万億光年の宇宙に在り
     
     花鳥風月を友
     
     酒を友
     
     人生
     
     愛と出合いを大切にし
     
     生かされるままに生く
     
     色即是空   昭彦

 今、デジカメに凝っている。我が家の坪庭に咲く地植えや鉢植えの花々、庭の隅に咲く

雑草の花をデジカメからパソコンに取り込み、親しい知人にメールで「庭の花おりおり」シ

リーズとして送りつけているのだ。この2月から既に14号、約60種、延べ80枚に及ぶ。本

誌NO7の原稿のメール送信の際、原稿に加え右シリーズ5号の写真を添付したつもりが

編集人藤原無我氏から「ま、素人が撮ったとしてはまずまずですな(笑)。先生、原稿添付

されてませんよ!」との返信メール。

 閑話休題。JR福知山線の脱線事故。その後新聞で連日のように犠牲者の「人生」と人

となりが取り上げられているが、目にするたび胸が痛む。昨年の地震や台風による自然

災害の犠牲についても胸が痛んだが、人災の場合はその人の無念さが思いやられ、胸

の痛みが倍加する思いである。合掌。